10ks!を終えて想うこと。
終わって、もうそろそろ3週間にもなろうかとしています。
いや待て嘘だろおい。
っていうくらい、本気でこの約3週間の時間軸がおかしい。
せいぜい、長く見積もってもようやく10日くらい経ったかな?くらいの感覚。
後にも先にもないですね、こんな感覚は。
私の人生初のKAT-TUNコンサート。
夢にまで見た(比喩ではなく実際にね)、亀梨との、あの私が雷に打たれたKinkiコンから5年くらい?ぶりの再会は、あのまだCDデビューすら果たしていないグループとしては異例中の異例と騒がれた、たった1回きりの、2006年3月17日東京ドーム。
意気揚々と状況してからも、当時門限に厳しい寮生活を送っていた私はなかなかコンサートへと足を運ぶ機会を持てずにモヤモヤしていたのですが、時は春休み。
待ち侘びたCDデビューも相まって、私のKAT-TUN熱は最高潮に達していた頃。
アリーナにはあえて席を作らず、スタンド席のみという構成。
今ならば完全に悪態をついているに違いない、「おいこら何考えてんだよバーカ!!アリーナ作ればもっと人入れんだろーがよっ!!」てな具合に。
まぁあの頃のKAT-TUNにそこまでの集客力はないと見込まれての編成でもあったのかもしれないですが。
そして、その後参戦を繰り返すにつれて良席至上主義になっていく私は、初めてのKAT-TUNのコンサート、バルコニー席だったにも関わらず「近い!見える!亀がっ!!(当時は亀とか亀ちゃんとか呼んでました)近いっ!!」て喜んでいましたね。
今でもハッキリと覚えてます。
自分自身の名義で初めて当落確認の電話を掛けて、おそらく全ジャニヲタの好きな言葉栄えある1位に君臨するであろう「第一希望での当選です」のアナウンスを聞いた瞬間のことを。
冗談でもなんでもなく、手が震えていました。
当時一緒に、赤西仁に夢中だった友達に、震える手でそのまま電話をかけて、「キャーーーーー!!!!ヤバイよね!!!どうしよう!!!」と盛り上がったあの夜を。
今では赤西のことなんてサッパリ忘れてしっかり結婚も果たして2児の母になっているあの友達…元気かな
あの日は確か終業式だったんです。
Mステ中継もあった、金曜日。
本当は私は、掃除当番で、割と帰るのが遅くなりそうだったところを、大学とは違い1学年の人数が少ない専門学校、しかも半分以上が同じ寮住まいということもあり、私のヲタクっぷりは全学年(一部他学年にまでも)に知れ渡っていました。
「その日、私、KAT-TUNのコンサートなのっ!!」の一言で、ジャンケンに負けて掃除当番になった私と快く「それなら仕方ない」と代わりを申し出てくれたあの子…。
あの子も今では2児の母…おいあたし何やってんだよ(言わずもがな独身です)
あれから10年。
その月日の過ぎることと言ったら恐ろしく早かった。
もう一瞬だった。
その間もちろん色んなことが起こりました。
学生生活を終えて就職。
慣れない社会人生活も瞬く間に過ぎ、何度かの転職。
それに伴う何度かの引っ越し。
大の仲良しな友達との大喧嘩。
身内を亡くしたこともあった。
友達の結婚や出産。
私自身のいくつかの恋と、同じ数だけの失恋。
身を裂かれるような大失恋で、死ぬかと思った夜もあった。
亀梨に会いたい一心で上京を果たした10代。
思うままに東京生活を楽しみ、ヲタクを満喫した20代。
本当に、それこそ数えきれないほど沢山の出会いと別れがあって。
色々な経験をして。
そんな10年だったはずですが、私の心に強く残るのは全てKAT-TUN関連のなにかだなって。
そう、改めて振り返ってみて、実感しているところです。
この10年で何よりも、もう本当に死んでもいいと本気で心底思えるくらい「嬉しい!!幸せすぎてヤバイ!!」という感情を抱いたのは、たぶん、KAT-TUNのバックステージツアーの抽選に当たった時です。
シングル「BIRTH」(亀梨和也主演ドラマ「妖怪人間ベム」主題歌)のシリアルナンバーによる抽選で、直後のツアー「CHAIN」のバックステージ(まぁ舞台裏見学です、要するに。メンバー全員との握手と会話も少しできました)ツアーが当たるというやつがあったんですよ。
まぁ今更シングルは…って人がほとんどでしょうけど一応
これは必見です。
亀梨和也の美しさが妖怪レベル。
むしろ興奮しすぎてこっちが変身しそうだわ!!!って言いながら観てました
映画 妖怪人間ベム【DVD豪華版】(本編ディスク+特典ディスク)
この10年で何よりも悲しかったのは、田口淳之介の脱退です。
もちろんその前2人も衝撃でしたし悲しかったんだけど、何よりも信じられなかったし「3人目」というところで、とにかく泣いた。
このあたりのことは追々詳しく書きたいところですが
この10年で何よりも楽しかったのは、どれとは決められないけど、やっぱりコンサートや番協への参加、それに付随したヲタ友達とのアレコレです。
この10年で何よりもキレたのは、う~んこれはなんだろ。
私、滅多に私生活で「怒る」ってことがほんとにないんですけど、強いて言うならチケの高値高騰とかマナー悪いヲタに対してとかかな(笑)
そんなこんなで何が言いたいかって、
この10年私は感情の大部分を彼らに揺らされながら生きてきたんだなぁということ。
私は昔から女性の歌手では浜崎あゆみが大好きなんですけど(って言うと若者からババァ扱いされるらしいんですけど、同世代もカツヲタには沢山いるのを知っているので察してくれるはず)、彼女の歌う「TO BE…」って曲がね、これまた大好きなんですけど。
君がいたからどんな時も笑ってたよ、っていう、あのサビ。
歌詞全文載せたい勢いですがそれは色々と問題が生じますのでね。
「いらねぇよ」とか思わずに知らない人はまず聴いてみてほしい、イイ曲だから。
これの「君」で思い浮かぶのは、私、まんまKAT-TUNだなぁって。
そう思います。
恋愛にはそんな一生懸命になれない(ダメ人間)
で、今もやっぱり、あのオーラスを引きずっていて。
オーラスのあの日のことは、ちゃんと書きたいんだけどまだちゃんとまとまっていないので、気持ちを落ちつけてじっくり書きたいんです。
あの日からひたすら、温かいツイートやブログを漁り。
ワイドショーや雑誌の特集を隈なくチェックし。
過去のパンフや雑誌や動画をかき集めてはKAT-TUNに浸り。
そんな日々を過ごしています。
同じような人、沢山いるみたいですけど。
よく社会人やってるわ、ってまた、数年ぶりに感じています(笑)
いいコンサートだったし、いいグループだ。
という、確固たる想いを胸に、生きています。
時が経てば経つほどに、強まっていく想い。
すごい人たちに、ついてきたんだなぁって思っています。
「もっと順風満帆で、誰も抜けないグループを好きでいればこんな想いはせずに済んだのに」なんて、全く思わない。
あのKAT-TUNだったから好きになったし、このKAT-TUNだから、今も大好きなんだ。