10ks!~KAT-TUNと見た景色~②

正直なところ、このLIVEが決まった当初、私はそこまでの気持ちの高揚は感じていなかったんです。

9uarterの時もそんな感じだった気がするな、今振り返ってみると。

come Hereは、それに比べるとまだ盛り上がっていたかもしれない。

だって、CHAIN以来初のツアーで(その前の単発の京セラカウコンは行ってましたが)、あの後田中聖の1件でライブが出来ていなかったこともわかっていたから。

 

KAT-TUNの10周年すっごい楽しみすぎる!!」

「リクエストとか募っちゃう感じ!?どうしよう、何に投票しよう。観たいのありすぎて選べないな~」

 

なんてね、ほんの数年前までは思っていました。

そんなことを想うようになったのは元担である嵐さんの10周年国立ライブ「5×10」DVDを観てから。

嵐は今も割とそこそこ好きで。

運良くチケが手に入ればコンにも出向くし、TVもタイミングが合えば観てるし、CDとか雑誌とか追っかけてまではいないんだけども、他のジャニとKAT-TUNの間くらいにはいるんじゃないかなという存在なんですけど、個人的に。

 

あの空間が、5人の10年が、感動的で。

5人みんなの、満足げな笑顔が、印象的で。

5×10の歌詞全て、「華奢な5人で乗り込む揺れる船」をまさにリアルタイムで観ていた側としては感極まるものがありまして。

「5人でいる ずっといる」なんて言われた日には、「ありがとう これからも ありがとう」なんて歌われた日には、全然もはや担当でもなんでもないし、その10年のうちの大半をたいしてちゃんと見ちゃいないくせしてそれはもう大号泣をかましていたんですけども。

 

だからね、そんな嵐を経て、「あぁ、今はもうほとんど関わりのないグループだってのにあたしはこんなに泣けちゃうんかい。どーすんだよコレ本命の10周年マジで死ぬんじゃなかろうか」くらいに思っていたんですけれども。

 

意外となぁ、決まった時はなんかそこまで、「あー、やるんだ」くらいのテンション。

まぁ、11月ですか。

田口淳之介の脱退が発表されて。

そこでね、別に「KAT-TUNもういいや」なんて思っていたわけでは、決してないんですよ。

 

3人…メンバー半分…もうすぐ10周年だって言うのにどうなっちゃうんだろうKAT-TUN

 

なんてことはもちろん感じていましたし。

ただ、そこで、何と言うかね。

やっと4人で固まって来ていて、もうこれで大丈夫!

10周年お祭りだ!!楽しむぞ~~~~~~~~♡♡♡

…という気持ちに水を差された感じだったんでしょうね、たぶん。

今思うと、だけど。

 

そんなわけでして、10ks!発表直後は、土日が休みづらい仕事をしていることもあって、「オーラスは何としても行くとして…他はどうしよかな、まぁ東京休み取れれば行くかな」くらいの感じだったんですね、マジで。

 

冷めてたよ。

うん、間違いないね。

アレは、あの時期はほんと、ただただ冷めてたんだと思う。

 

まぁね、本当に別に自慢じゃないけど(てか自慢にならん)、無駄に長年に渡ってジャニヲタをしている中で、そのうちKAT-TUNにハマッてからの年月というのはもはや人生の半分を超えているわけで。

亀梨くんが「俺半ジャニ!」って言ってましたけど、こちらもいわば半ジャニ(ヲタ)なんですもん。

 

そりゃKAT-TUNに対しての感情にも波はありますって。

15年以上常に一定なわけあるかい。

上がったり下がったり上げられたり下げられたり、また更に下がったかと思いきやなんかいきなりすんげぇ勢いで上げられてみたりと、そんな繰り返しでやってきましたから。

 

でもまぁ、結果全ステな。(爆)

 

でもどうだろ、行こうと決めた時も「どうやら全日程休みが取れそうだから」ってことと、「やっぱココまでずっと見てきたし、この公演は行っとかないと後悔するに違いない」って気持ち。

が、強かったかな、「めっちゃ行きたい!!!何がなんでも絶対行く!!!!」というのでは、なかったな、うん。

オーラスにだけはそんな想いでいましたが、それ以外に対してはまぁ行けなければ行けないでしょーがねぇよ、と。

 

 

うん、でもまぁ

 

結果全ステな。(二回目)

 

昔から、したくても叶うことのなかった全ステという行為を、まさかここで初めてすることになるとは思わなんだ。

 

Jr.時代~デビュー後数年…どのくらいだったかなぁ、CHAINとかそのへん…

って、なんだ、割と最近じゃね???

なんか結構もっとすごい前のことのように感じてたけど、つい4年前くらいじゃん?

 

そう、そのくらいまであたしはもう頭のオカシイ亀梨担というか、もう本当に年中無休四六時中、学校だろうが仕事だろうが彼氏がいようがいなかろうが亀梨和也のことしか脳内にないような、そんなオンナだったので。

 

「カネさえ出せば、あの亀梨和也に生で会える場が用意されているというのに、この私が(誰だよって話だけどもね!)行かないという選択肢があるハズがない」というスタンスだったので。

もうね、嫌というか、むしろ苦痛というか、もはや拷問だったんですよ。

私にとって、「行こうと思えば行けるだけの身体と金と時間があるにも関わらず、亀梨和也のいる空間に行けない」という事態が。

追える限りは追っかけてました、全国津々浦々、つーか海すらもまたいだし。

もう仕事なんかそっちのけで(おい)。

KAT-TUNのライブなんでこの休みは譲れない」って普通に上司に向かって言ってたし。

給料のほとんどを亀梨和也に注ぎこんでいた、そんな亀梨バカが私。

ドリボに出来る限り多く入りたいが為に、1カ月の大半を100円しないパン1コだけとかで1日の食事を済ませていた、そんなバカ。

もちろんドリボ期間は痩せた。

当たり前じゃん、毎日パン1コしか食ってねぇから(笑)

でも「亀梨に会う前にダイエットもできて一石二鳥~♡♡」とか思ってた、ほんとここまできたらただのバカっていうかもはや社会不適合者!!!!

我ながらよく仕事してたよ、アレで…

友達には本当にちゃんと社会人がやれているかどうか心配されていたモンでしたわ…

「亀梨に金を惜しまなすぎてコワイ、あんたいつか破産する」とも言われていた。

 

まぁそんな頃もあって、当時は追っかけられる限り追っかけて当たり前だったんですけど、むしろそれが生き甲斐みたいな、これが私の生きる道~♪(古)的な…

PUFFYとか…伝わらないよね…最近の若者には…歳がバレる…。

 

話が逸れましたが、まぁそんな感じで頭のネジ何本かぶっ飛んだ状態で(今も多少ぶっ飛んでいることは否めない)亀梨ヲタを堪能していた時期であればね、全ステとか当たり前くらいの勢いだったんでしょうが。

私も老化しまして、ヲタク的にも落ち着き始めまして(ほんと良かったけど)。

そこまでガツガツ追っかけなくてもまぁいいよねぇ、と。

ゆる~りまった~りKAT-TUNヲタしていたところで。

今更の。

全ステとか。

たかだか5公演とは言え。

 

自分が一番ビックリした。

けど、して良かったと思ってる。

うん。

 

 

まぁそういった経緯でして、次から(ようやく)感想もろもろ書いていこうかと思っております。

細かいセトリだのMCなんだの、というのを書くわけではなく、あくまで自分の感情メインですのでよろしくどうぞ。